「Opera Mini Version 8」がApple App Storeでリリースされた。
UIが刷新され、「iOS 7」に合わせたフラットな外観になっている。また、サーバからアプリに送信されるデータを圧縮するための2つのモードを提供する。これは、ネットワーク使用量を削減する機能で、上限付きデータプランや低速ネットワークを利用しているユーザーは重宝する可能性がある。通信データ容量に上限のあるモバイルプランに加入している場合も、iOS端末に標準搭載されている「Safari」ブラウザの代わりにOperaのブラウザを使用すると良いかもしれない。
従来から存在する「Opera Mini」モードは、データを最大限に圧縮する。最大90%の圧縮が可能で、ネットワーク接続が良好ではない地域での使用に適している。もちろん、データ上限に達しそうだという場合にも役立つ可能性がある。この機能は、前バージョンで提供されていたものと同じである。
新たに追加された「Opera Turbo」モードは、圧縮率がそこまで高くないが、ウェブサイトとの互換性を保ちつつ通信データ容量を削減する。Operaは、閲覧時に最適なモードとしている。
無制限のデータプランに加入しているユーザーは、データ圧縮をオフにしてウェブを閲覧することができる。
ブラウザの下部に表示されているOperaのロゴをタップするだけで、圧縮モードを有効にする場合と方法を選択できる。
新しいデータ圧縮機能以外では、iOS 7に合わせてスタイルが刷新され、「Chrome」やSafariのように、検索とアドレス入力の双方ができるバーが提供されている。その他の機能としては、共有用にURLをQRコードに変換する機能や、検索プロバイダーを切り替える機能がある。検索対象がIMBDまたはWikipediaになるよう設定することも可能だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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